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百花繚乱、立てば芍薬、座れば紫陽花、空を仰げば八重桜

私的な事ですが、今期の人事異動で身心共に疲れ果て、いつもよりちょっとアブナイ自覚がありまして、御朱印巡りで新しい場所に参拝するにはあまりに気力不足。GWの休日並びも微妙な飛び石であることだし、去年、参拝した中で、花の綺麗なところをピンポイントで巡ることにしました。
今年は、例年になくどこも開花が遅れているらしく、本来散ってしまっている花が見頃だったり、満開の時期を迎える花が堅い蕾だったりと、まさに花の開花情報に合わせての参拝になりました。

注:正しいことわざは、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」です。

旅の行程

■タイムスタンプ
・JR新大阪→岡寺→食事→当麻寺(中之坊、西南院)→泊(大阪)
・天満(京阪)→平等院→三室戸寺→長谷寺→泊(大阪)
・石光寺→唐招提寺→興福寺→甘味→東大寺→JR新大阪
・天王寺(JR)→貴志駅(貴志川線)→大国神社→食事→伊太祁曽神社→泊(大阪)
・JR新大阪→平安神宮→甘味→城南宮→渉成園→甘味→JR新大阪
■使用切符
・新幹線(e5489)、スルッとKANSAI(3days)、貴志川線一日乗車券、京都観光一日乗車券

岡寺

・地下鉄(新大阪→天王寺)→近鉄(大阪阿部野橋→飛鳥)→奈良交通(飛鳥駅→岡寺前)。徒歩約10分。
・拝観料:300円
・見頃:石楠花、シャガ。本来は、ツツジで有名なお寺ですが、ほぼ堅い蕾でした。
・奥の院へ向かって約1000本の石楠花が咲いています。ピンク色が綺麗。

食事

・前から気になっていたペンションのランチをいただきました。
・素材重視でどれも優しい味です。最後のデザートに添えられている鹿のクッキーにまで「あすか」の文字が入っていて拘りを感じさせます。

当麻寺(西南院)

・近鉄(飛鳥→当麻寺)徒歩約10分
・関西花の寺第21番。拝観料:300円。
・見頃:石楠花。
・国宝の三重の塔を仰ぎ見る位置からの石楠花が綺麗です。花筏も雌雄見頃でした。
・庭園内には、水琴窟がいくつかあり、驚くほど良く音が聞こえます。

当麻寺(中之坊)

・「白藤見頃」の看板に惹かれて、ふらふらと。他にもいろいろな種類の花があるので、好きな塔頭です。
・拝観料:600円。プラスαでお抹茶がいただけます。
・見頃:白藤。本来は牡丹で有名ですが、開花はちらほら。
・牡丹はまだなのに、白藤が満開直前の見頃に当たりました。甘い香りと陽光に光る白い房が見事です。

平等院

・京阪(天満→宇治)。徒歩10分
・拝観料:600円
・入り口の藤棚の藤が、ちょうど見頃にあたりました。院内にある本命の老藤は、ようやく綻びかけたところ。
・やっぱり撮りたい、十円玉の裏。9時過ぎ到着では、やっぱり既に人多し。
・何か物足りないなあと感じていたのですが、春だから、入り口に蓮のお出迎えがなかった!いつも真夏にしか来ないもんで。藤よりも蓮の方が好きなのだと認識しました。
甘味

・三室戸寺まで歩いていくことにしたのはいいけれど、途中、伊藤右衛門カフェを発見。昼食にはまだ早いけれど思いの外、湿度が高く暑いので水分補給することにしました。
・さすが、宇治茶の本場、トッピングのお抹茶が添えられて出てきます。確かに、好みがあるから自分で掛けるのがいいかも。
・心惹かれるお土産はあれど、まだまだ先は長いので我慢。この店舗限定ものがなくてよかったです。

三室戸寺

・平等院から、徒歩30分くらいでしょうか。
・拝観料:500円
・入り口に低木の紫陽花がズラリ!紫陽花寺として有名ですが。まさかこの時期から見られるとは思ってなかったので嬉しい誤算です。
・見頃:石楠花。本堂の回りは白い石楠花、奥の山手に深紅の大木がたくさんあります。真っ赤な花の山は美しい。
・紫陽花園に向かう途中、いきなり雨に降られました。それほど酷い雨ではなかったので、木の下の雨宿りで凌げました。八重桜の側の茶店は、大混雑。
・小降りになったので紫陽花園を回って山を下ります。本来の季節紫陽花は、まだ緑の若芽ですが、低木の紫陽花がかなり咲いてまして、撮りまくりました。雨上がりなので瑞々しさが加わり、大満足。
・山を下りたら、日当たり良好。道路は濡れてないし、ナニコレ状態。
・この天気なら大丈夫だろうと、そのまま長谷寺へ向かうことにしました。

長谷寺

・京阪(三室戸寺→丹波橋)→近鉄(近鉄丹波橋→長谷寺)。徒歩15分
・食事は、近鉄構内のパン屋でサンドイッチ購入。長谷寺までの特急内で食べました。休日限定のサンドイッチでドレッシングがスゴク美味しかった。
・牡丹祭にあわせて、道路は歩行者優先。
・拝観料:500円。今回は、特別拝観をスルーです。
・到着が14時過ぎですので、向かう人より帰る人の方が多い。それでもまだかなりの人です。
・見頃:御衣黄。去年の花巡りの本命でしたが、牡丹は咲き始めです。
・HPの告知等で、牡丹が咲き始めと知っていて訪れたわけは、去年、満開を見てるので、咲き始めの蕾、もしくは三分咲程度の花が見たかったんです。
・本堂にお参りして花巡りを開始したのが15時過ぎ。さすがに特別法話を聞くには遅すぎました。
・お土産で見つけたのは、沈香筒と香のセット。去年、御開帳時に惹かれた香りだったので迷わず購入。
・帰路、いつものお店で、蒸しおこわを購入。今夜の夕食、ゲット(笑)。あとは大阪のデパ地下でデザートを探すだけ。

石光寺

・近鉄(大阪阿部野橋→二上神社口)徒歩15分。
・関西花の寺第20番。拝観料:400円。
・見頃:アメリカシャクヤク、牡丹。
・入り口に巨木のサルスベリ。つっかえ棒がしてあります。
・弥勒堂で日本最古の石仏が御開帳です。白鳳期の石仏ということですが、本来の全体像が揃うまでにいたらず、修復の終わったお顔などごく一部。それでも伝承通りにお寺から発掘されたというのがポイント高し。
・満開のアメリカシャクヤクが素晴らしいのひとことです。牡丹は目の高さの塀にズラリ。実は、牡丹と芍薬の区別がついてなくて、あとからパンフレットと照合させて気が付いたというお莫迦さんです。だって、ホンモノの芍薬を見たの、初めてなんですもの〜。
・当麻寺駅までの道の方が途中、水分補給しやすいので、コンビニ目指して大和高田バイパスを歩きました。最近の携帯はGPSでコンビニを表示してくれるので、ある意味助かります。
・昼食は、乗り換え駅で「うめもりのわさび寿司」を購入。ちょうどいい特急の便がないので、やむなく普通列車に乗りましたが、なぜか学生多し。しかも、体育系らしくみんなおむすび食べてるし。みんなで食べれば恐くない、とわさび寿司とペットボトルで昼食終了。いいタイミングで、西ノ京駅に到着しました。

唐招提寺

・近鉄(当麻寺→西ノ京)徒歩約10分
・拝観料:600円
・見頃:瓊花(けいか)。毎年、GWの開花時期に合わせての期間限定公開です。
・今年の瓊花は、開花が遅かったため、満開は公開の最終日(5月5日)だと思われます。私が見たのは三分咲の頃ですが、それでも十分花の香りが楽しめました。
・ここでもツツジはまだ蕾が多く、石楠花と白藤は咲き終わりといったところです。鈴蘭はいい感じだったかな。

興福寺

・近鉄(西ノ京→近鉄奈良)徒歩約5分
・拝観料:友の会会員なので、北円堂の特別公開含めて、無料でございます。
・見頃:八重桜が満開!5月にも桜が残っているのは知っていましたが、満開に出会ったのは初めてです。大感激。納経所前の藤は、咲き始めです。
・拝観を済ませて、さて、どうしよう。興福寺の藤がこの状態では、おそらく春日大社の藤もまだ咲き始めのはず。当てが外れたので、甘味処まで歩くことにしました。
甘味(空気ケーキ)
・なら町にあるお気に入りのお店。興福寺から徒歩約30分ですが、カロリー消費になるから問題なし。

・ティータイム前の滑り込みで、窓辺の席に座れました。注文したあと、一気に人が増えたので、運がよかった。

東大寺

・ここまで来たら、やっぱり大仏様にお目に掛かりたい。東大寺まで徒歩30分。
・拝観料:500円
・5月の初めは聖武祭等、行事が目白押しで、本堂内にルート案内が敷かれてます。当然、大仏様の正面は法要等の関係で一般客は迂回ルートでの参拝です。
・弁財天前の浮き舞台で、能楽の奉納があったようです。薪能とはまた違う趣があります。

その他

・難波まで近鉄で帰ったのですが、ここでなぜか迷いまして、気が付けば、心斎橋まで歩いてました。途中、「日本橋駅」の案内も見たので、いったいどんな迷い方をしたのやら。おかげでお腹が空いて夕食が食べられました。

貴志駅

・スーパー駅長のたまちゃんは、日曜日はお休みですが、この連休の祝日は、バッチリ勤務しているとの情報を得て、我が家のお猫さまにない勤勉な癒しを求めてお出かけすることにしました。予定外のお出かけでさすがに、特急指定席が取れず(当たり前)、紀州路快速で和歌山へ向かいました。
・和歌山電鉄貴志川線(和歌山→貴志)
・和歌山駅9番ホームから、10時20分発の「おもちゃ電車」で終点の貴志駅へ
・たまちゃん、駅長室でお休み中。三毛猫のアンモにゃいとに癒される〜。
・駅長室前には「フラッシュを焚かないで」の張り紙があるのですが、どこにでも不心得者の観光客がいるのもので、無遠慮な光が炸裂してます。我が家の猫にフラッシュを向ける輩がいたら、その場でカメラをたたき落としますよ、私。昼間だし、慣れもあるのでしょうが、たまちゃんの高齢を思うと、ストレスで寿命が縮まないか心配です。
・カフェで期間限定のいちごアイスクリームを食べるのは、お約束。たまちゃんカップ、かわいいです。

大国主神社

・貴志駅から徒歩約10分。
・大国主神社の鳥居は見えたものの、民家の点在する坂道を登れど神社がなかなか見えなくて、ちょっと不安になりました。道中の山道には、キンポウゲと山藤が見頃でした。
・高床式舞台造りの神楽殿が特徴です。祭事としては、大飯盛物祭があるそうですが、市無形民俗文化財にもなっているものの、規模が大きく、準備や経費に相当な負担がかかることから開催が困難で、平成17年(2005)4月3日に12年ぶりに開催されたのが直近です。
食事(毬)
・和歌山電鉄貴志川線(貴志→和歌山)
・貴志駅周辺にも食事処がないわけではないのですが、好みから外れたメニューなので、一旦和歌山駅へ戻ります。目指すは、近鉄和歌山もしくはグランヴィア和歌山の食事処です。
・案内係の男性の心遣いというか案内が丁寧で、少し待ちましたがゆったり食事ができました。
・お得なのは、毬懐石ですが、私にはなにぶん量が多すぎるので、新メニューの薫風点心にしました。

伊太祁曽神社

・和歌山電鉄貴志川線(和歌山→伊太祁曽)。駅から歩いてすぐです。
・紀伊国一の宮。
・本殿回り、立て替え中。干支の木彫りは本殿前に並べてありました。

伊太祁曽駅

・和歌山駅のホームでも軽めのグッズは売ってますが、わざわざ伊太祁曽駅へ行くのは、ここでしか売ってないたまちゃんグッズがあるから。今回はTシャツのみ。この前買ったけど、着替えが欲しいじゃないですか。
・すれ違う「たま電車」と「いちご電車」を撮って、「おもちゃ電車」で和歌山駅へ帰りました。

平安神宮

・市バス(京都駅前→京都会館・美術館前)。覚悟はしてましたが、混み方が半端じゃない!40分掛かりました。
・それでも9時過ぎだったので、境内はまだ人まばら。参拝客の影ナシで本殿が撮れたのは奇跡かもしれない。
・神苑拝観料:600円
・文目と睡蓮がぼちぼち、牡丹少々、藤(?)香る。
・10時を過ぎたら、玉砂利が目に眩しい。そして団体さん到着。先に写真を撮っていて正解でした。

熊野神社

・平安神宮から熊野神社目指して、徒歩15分。
・平安神宮の出口を間違えなければ、裏手になるので意外と近いです。
甘味(ロイヤルガーデン)
・熊野神社から信号渡ってすぐ。
・京都に来たら、すでに定番化してるコーヒーショップ。
・ちょっと早めのブランチを兼ねて、パン付きで注文しました。もちろんスコーンは付いてます。

城南宮

・市バス(熊野神社前→北大路バスターミナル)→地下鉄(北大路→竹田)徒歩約10分
・竹田からの市バスは1時間に1本なので、潔く歩く!白河天皇御陵とコンビニを目印にサクサク慣れた道。
・神苑源氏物語花の庭:500円
・園内工事中につき、一部拝観経路が変わっています。
・見頃:山吹。ここでもツツジは室町の庭の日当たりのよい一部で開花してるだけ。満開になったらツツジの回廊でスゴイでしょうね。藤はこれからです。

渉成園

・地下鉄(竹田→京都駅)徒歩10分。
・池泉回遊式庭園をもつ東本願寺(真宗本廟)の飛地境内地(別邸)。
・参観者協力寄付金:500円以上。豪華パンフレット2種類がいただけます。
・見頃:キショウブ。ホオノキとか咲いてるはずなんですが、時期がずれているのか見つけられませんでした。
・京都は夏がメインなので、睡蓮の時期しか来たことがありません。印月池で満開の睡蓮は、それは見事でした。枝垂れ桜がまだ残っていたのをみるとやはり桜の時期がベストなんだと思います。
甘味(小川珈琲)
・駅前のコーヒーショップ。前から気になっていたのですが、バス亭から見るだけで、今回、初めて入りました。
・珈琲専門店なんだから珈琲よね、と思いつつ、季節限定いちごに目が行き、迷っていると「こちらには珈琲も付いていますよ」のひとことで決定。
・6月からは全席禁煙になるようで、次は安心して来れそうです。

その他

・さて、お土産どうしよう、といいながら、足は素直に京都駅の伊勢丹へ向かいます。
・「限定」の二文字に弱いのを狙い撃ちされまして、「京都限定」とか「母の日限定」とか。いずれも伊勢丹京都限定です。結果、TAWAWAのデザートまで行き着けませんでした。新商品があって、食べたかったのに〜。

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