TB企画の最近のブログ記事

かなり久しぶりの参加になります。ハウスダストアレルギー対策で大掃除&積読本撤去を強いられて、目的の本がどこにあるかわからない日々がずっと続いているもので…。タイトルだけでもわかれば検索して本を特定できるんですが、内容は覚えているのにタイトルが不明!なんてものがゴロゴロありまして、肝心の本がみつからない状態におかれておりました。普段から整理が悪いという自業自得なんですけどね…。

おっと、本題です。今回のお題は、読書記録の檀さんで、「悪いやつ」です。
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 今回の御題は「悪いやつ」です。
 古今東西、文学にかかせない存在、それが「悪いやつ」です。
 こんな人に(ものに)惚れたらとんでもないことになる、とわかっていても、どうにも止められない。「悪いやつ」には、いつも幻惑されます。
 それは、自分が暗黒面に踏み込むことがないと信じている故の憧れなのか、自分の中に悪の芽があることを知っているからの恐れなのでしょうか。
 ともあれ「悪いやつ」が魅力的であればあるほど、物語は鮮やかになるのです。
 
 ということで、あなたの「悪いやつ」を教えて下さいm(__)m

「悪いやつ」で一番に思い浮かんだのが、「銀河英雄伝説」の自由惑星同盟のヨブ・トリューニヒト。 政治家として大成功を収めた男だけど、人間は最低。恐れを知らぬ野心家でどこまでも自己本位。衆愚政治の最悪の姿を彼は見せてくれます。そこまで彼に権力を与えてしまった民衆にも責任はあるんですが、トリューニヒトの厚顔さには圧倒されます。500年に渡る戦争を自己の安全のために無条件降伏して、占領軍の手先となってのうのうと生きていくんですから。さすがに最期は、ざまーみろって感じですが。
4488725015銀河英雄伝説 1 黎明編
田中 芳樹
東京創元社 2007-02-21

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女性で「悪いやつ」は、「善人たちの夜」のヒロイン・森井みどり、でしょうか。恋人から、友人のために偽装結婚の相手をしてくれと頼まれ、お金のためにニセの嫁となるわけですが、最後で彼女が選んだ相手は…。地味で献身的な女性ほど打算に走ると怖いものはないと肝を冷やされたミステリーです。私はミステリーは苦手なのですが、天藤真の作品は意想外の展開とユーモラスな人物描写ゆえに読破できています。どの犯人も個性的で、悪いヤツなんだけど憎めない。森井みどりも、悪いやつには違いないけれど、悪役ではありません。そういうところが天藤真の作品に引かれた理由なのかも。たら本のお題の「悪いやつ」を拡大解釈して、挙げてみました。

<作品データ>
【タイトル】善人たちの夜―天藤真推理小説全集〈10〉
【作者】天藤真
【出版】東京創元社 1996-10

tarai27.jpg久々の参加となります。どなたでもどこからでも参加できるTB企画、たらいまわし本のTB企画第27回「ウォーターワールドを描く本」にエントリーします。今回の主催者は、遠くイタリアから、イタリアごろごろ猫記のねる様です。回を重ねるにつれ、お題がかぶらないよう、それでいて個性的な主題が飛び出しますね。

初めての生命は水から産まれ、生き物は水なしに生き延びれない。でも、同時に水の大きな塊は不安にさせる存在でもある。常に流動する水の中で通常のバランス感覚を保つのは難しい(河童や魚は別ですが)。そこには陸とは違う別世界がある、と思ったりするわけです。
そこで、海、川、湖、運河、雨、洪水、台風(結局何でもあり)など、水のある場所「ウォーター・ワールド」を印象的に描いた本を教えていただけたら、とこんなお題にしてみました。

一番に思い浮かべたのが、コレ。
<作品データ>
【タイトル】水の子どもたち〈上〉〈下〉
【作者】チャールズ・キングズリー
【出版】偕成社 1996-06
【内容】煙突そうじの少年トムは,仕事中お屋敷の おじょうさんの部屋に入ってしまい,どろぼうとまちがわれてにげるうちに,川に落ちて「水の子」となってしまう。水の中の世界を舞台に、川から海にくだって、水の子の仲間 と暮らしたり、冒険をしたり…二人の女神の教えでやがて人に尽くし魂の救いを得るまでのストーリー。

初読が小学生だったので、小難しいキリスト教的理屈は抜きにして単純に冒険物として楽しんだ本です。「行きたくないところへ行って、会いたくない人に会って、やりたくないことをする」という試練をくぐり抜けて水の子トムは成長していきます。今にして思えば、「魂の救済=試練」だとわかるんですが、当時はそんなことなど思いもよらず…私って本当に単純だったのね~。あと記憶に残ってるのは、ご褒美にもらえる真珠のお菓子かな。甘くて美味しいとあり、真珠って甘いんだろうか、と本気で考えたものです。今、目の前に出されても、もったいなくて食べられません。

次は、お気に入りの本から「海の名前」です。このシリーズはご存じの方も多いと思いますが、文章より写真を楽しむ本です。透明感のある写真を見てると心が落ち着いてきます。添えられている詩歌も古典から現代詩まで幅広く、想像の世界が広がるものばかりです。

4487797055海の名前
中村 庸夫
東京書籍 2002-07

もう一冊、個人的趣味で挙げるなら「未来少年コナン」。とにかく元気なコナンが楽しくて、あのNHKがここまでいい作品を作ってくれるとは…と感涙に咽せた作品です。

4894233673未来少年コナン
アレグサンダー ケイ 中野 圭一郎 Alexander Key
文溪堂 2003-10
恐ろしい超磁力兵器により、地表の大半が水没してしまった近未来。おじいとふたりきりで、「のこされ島」にくらす少年コナンは、ある日、浜辺でひとりの少女が、たおれているのを発見する。その少女ラナは、コナンがおじい以外にはじめて見る人間だった。そして、ラナとのであいにより、コナンの運命は大きく動きはじめるのだった…。一九七八年にNHKで放映されて以来、いまなお根強い人気をたもつアニメ「未来少年コナン」が、小説として生まれかわりました。

で、勢いに乗って、原作にまで手を出したわけですが、これが暗いのなんのって…。アニメのアレンジぶりの偉大さを思い知らされました。紹介しているのは復刻版ですが、○十年前に読んだのは非常に読み辛い文庫本で、余計に暗く感じたのだと思います。とにかく、アニメと原作は別物!を実感させられた作品でした。

4835440323残された人びと
アレグザンダー・ケイ 内田 庶 小坂 しげる
岩崎書店 2001-12
二つの大国が磁力兵器を使った戦争を起こし、世界中のほとんどの人が死ぬ。戦争を引き起こした帳本人は、生き残った人々を支配しようとするが、主人公の少年と科学者たちは超能力を使って立ち向かう。

猫花祭2006

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暑い毎日に草木はしおしお。しかし、ニャンズは元気いっぱい家中を走り回っております。庭の花がダメなら、元気なお猫様の鼻でも愛でてみましょうか。と、いうことで、花鳥風月様で開催されている『猫花祭2006』に参加です。

まずは、手近にいた黒猫サンズの花を狙ってパチリ。が…黒猫って、黒猫って、鼻まで黒いから、光の加減によっては肝心の「花」がわからないじゃないの~(T^T)

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黒猫のテン
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黒猫のチビ

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黒猫のクロ
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黒白ブチのユキ。
やはり白地が入っているとそれなりに見やすいですね。鼻が黒くても顔が白いから認識できるわ。

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男前なトモ
抱きついて「えっへん」と威張ってます。
大きな鼻は男性のシンボルさっ。
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イタズラな鼻、フィン
元気娘のフィンの鼻は、はっきりいって「おへちゃ(ハナペチャ)」です。
それでも元気にぶいぶい鼻を鳴らしてます。

そして、我が家が誇る美しい鼻といえば、やっぱりピンクの末!
この美しさを見よ!!
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なぜ、夏に花祭りなのかというと、8月7日が「ハナ」と読めるからだそうです。さすが風流人のtkhkさん。ナイスなネーミングです。元気で瑞々しいお猫様の鼻を撮ったら、花鳥風月様の『花猫祭2006』へGO!

tara21.jpg先月からBlogのお引っ越しでバタバタしていたため、気が付けば次のお題が出てるじゃありませんか!たらいまわしTB企画第21回目は、「教えてください!あなたのフランス本」です。主催者は、やっぱり本が好き~LINの読書日記~のLINさんです。フランスの本って、実はあまり読んだことがないんですよね。お題を見て、すぐに思い浮かべられる本が全然ない!

フランスが舞台の本
フランス人作家が書いた本
フランス料理が出てくる本
などなど。
解釈はご自由に。
どうしても思いつかなかったらヨーロッパまで広げちゃっていいです(笑)

幸いにして拡大解釈OKの補足が添えてありますので、頑張って本棚から発掘してみましょう。

で、まっさきに見つかったのがコレです。

4034041404あるきだした小さな木―フランスのどうわ
テルマ=ボルクマン シルビー=セリグ 花輪 莞爾
偕成社 1969-12


私ではなく、妹が小学生の時一番お気に入りだった絵本です。私が好きだった「まほうつかいの日曜日」(マリエルラ=リンダー著、M.E.アゴスティネルリ画)は現在では入手不可能。駄々捏ねてでも、あの当時買ってもらっておけばよかった…。

ひとつみつかれば、あとは芋蔓式に出てきます。フランスと言えば、やっぱり「怪盗紳士アルセーヌ・ルパン」でしょう。中でも私が一番好きなのが、「奇巌城」です。

4591085295奇巌城 怪盗ルパン 文庫版第4巻
モーリス ルブラン 南 洋一郎 Maurice Leblanc
ポプラ社 2005-02


「ルパン対ホームズ」も捨てがたいですけど、「奇巌城」の方がロマンス性が高いので。一時期、ルパンシリーズもほとんどが絶版で全集の入手は諦めていたんですけど、ポプラ社から復刻されたのですごく嬉しいです。少年少女向け全集なので原作よりかなりくだいた訳になってますが、面白さは十分伝わってくると思います。むしろ最初の1冊に原作に忠実なお堅い本を読むと投げ出してしまうかも。自慢じゃないけど「813」をそれで一度放棄してしまいました。

あと本棚で幅をきかせているのが、アンリ・トロワイヤの「イヴァン雷帝」「大帝ピョートル」「女帝エカテリーナ(上) (下)」「アレクサンドル一世―ナポレオンを敗走させた男」です。オードリー・ヘプバーンがヒロインを演じた「戦争と平和」を見てロシアびいきになり、アレクサンドル一世から逆を追って読んでいきました。

イヴァン雷帝大帝ピョートル女帝エカテリーナ 上 改版  中公文庫 B 17-3 BIBLIO女帝エカテリーナ 下 改版  中公文庫 B 17-4 BIBLIOアレクサンドル一世―ナポレオンを敗走させた男

女性に読みやすいのは「エカテリーナ二世」だと思います。池田理代子さんがドラマチックにわかりやすく漫画化されてますのでそちらもお勧めです。今なら全部文庫化されてるから場所もあまり取りませんね。私のは古い版のハードカバーのなので本は重いわ、場所は取るわ…あの頃はここまで本がなかったもんな。

tarai19.jpg主催者たらいまわし方式でお送りする本のTB企画第19回は、SukuSukuPu-sanのmort_a_creditさん主催でVer.1「実は……こんな本を持ってるんです」です。

実は、第19回はお題が2つありまして、もうひとつのお題はver.A「2005年に読んだベスト本」です。今読んでる本が終わってから結論を出して一緒にエントリー、と思っているうちに、本が読み終わらないのに時間だけが過ぎていく~というハメに陥り、書ける方から参加させていただきます。最初からそうすればよかった…。

持っていることをあまり人に知られたくない本。本棚に刺さっている風景だけでも嫌なのに、なぜか捨てられない本。引っ越しや大掃除など、何度も処分する機会はあったはずなのに、なぜか残っている本。裏を返せば「そんな本なのに捨てられない」こそ、自分にとって必要である本のようにも思ったりもする。それだけ大切だったり思い入れがあるなら、他人に勧めてもいいのではないかということにもなる。ここはブログ。実生活とは別世界。ぶっちゃけていきましょう。

そんなわけで、人に勧めていい本かどうかは別として、処分できずに本棚の場所を塞いでいる本を紹介します。
数学の参考書
知る人ぞ知る、「数学の参考書」です。


高校時代、先生から「これと教科書ガイドがあればなんとか乗り切れる」と言われ、疑いもせずに購入しました。表紙が焼けていかにも古びていますが、参考書として使ったのは「数II」くらいかな?「数III」に至っては文字どおり本棚の肥やしにしかならなかったような気がします。
社会人になってからはそれこそ縁のない仕事で、読み物として特に面白くもないのに、なぜか捨てられません。ハードカバー仕様だから、つい「もったいない」と思っちゃうんですね。そういえば、カラー仕様の世界史の年表とか生物の図解とかも捨てられずに取ってあります。これから買う本のためにも「捨てる美学」を学んだ方がいいかなあ。

tara18c.gif主催者たらいまわし方式でお送りする本のTB企画第18回は、a daydreamのBryumさん主催で「心やすらぐ本」です。
お題に指定されたからには、本を読んでいるときが至福の時だから、本でさえあれば何でもOKとはいかないようです。既にエントリーされてる方のラインナップを拝見すれば、いやー、蒼々たる作品が並んでますね~。癒し系の本がズラリですよ。私も本棚をひっくり返して、とびきりのやすらぎ本、自分の心が荒んでるときに読む本などを探してみたいと思います。

4834002985もりのへなそうる
わたなべ しげお
福音館書店


何も考えたくないとき読むのは童話が一番。それも、へんに理屈をこねてない、子どもっぽい冒険の世界へ入り込める話がいいです。「もりのへなそうる」は、好奇心旺盛な兄弟が恐竜の子どもといっしょに遊ぶ不思議な物語です。でも、物語の中では、それが恐竜とはひとことも語ってません。出会った兄弟がそう口にしたから恐竜になってるだけです。理屈も何もなし。私は小学生になるまで、まわりに男の子しかいなかったので、男の子としか遊ぶことがなく、すんなりこの世界に入り込みました。ままごと中心だったら、「ももいろのきりん」とか選んでたかも。

4488603181第二段階レンズマン―レンズマン・シリーズ〈3〉
E.E. スミス E.E. Smith 小隅 黎
東京創元社

落ち込んでる自分を奮い立たせるというか、考え方を切り替える時に手を伸ばすのが「第二段階レンズマン」です。シリーズ3作目は、主人公のキムが恋人クリスと二人で人生をスタートしようとした時に、指導者から止められて落ち込んで、自分が今何をしなくてはならないか真剣に考える状況に追い込まれるシーンから始まります。その後も何度かキムは自分の無力さを思い知ることになって、でも、そこから自力で考えて立ち直ることを会得していくのです。SFのヒーローだから格好良く解決できるわけですが、その過程ではキムも努力してるわけで、そこに救いがあるといいましょうか。自分のストレス解消を一緒にしてもらう感じですね。


【タイトル】さくら大観
【著者】佐野 藤右衛門

画像がなくて本当に残念ですが、これは桜の百科事典です。日本全国の有名どころの桜はもちろんのこと、珍しい桜や、桜をモチーフにした文化財など、とにかく桜尽くめの1冊です。大きいし重いし、気軽にめくるにはちょっと骨の折れる本ですが、眺めていると花と道具の美しさに心が洗われます。

* Every-Thing *のゆきこさんからイメージバトンがまわってきました。今回受け取ったキーワードは、『もしタイムマシーンが使えたら、どの時代のどこに行きたいですか?』です。前回イメージバトンを受け取った時は単語でしたから、バトンが回ってるうちにキーワードが文章へと成長したみたいですね。それにしても、歴史ヲタクには非常に考え込むキーワードだわ。


■受け取ったキーワードに対する私のイメージ
もしタイムマシーンが使えたら、どの時代のどこに行きたいですか?
行きたい時代がありすぎてひとつには絞り切れませーん。
読書マニアとしましては、エジプトプトレマイオス朝のアレキサンドリア図書館、中国なら三国志時代で孔明様の庵は外せませんねぇ。余力があれば、ローマ教皇レオ10世のバチカンやロシアのエカテリーナ2世のエルミタージュにも行きたいですし、奈良時代で建立されたばかりの正倉院にも行ってみたいです。でも、外国語は苦手なので、現実問題として、現代日本の国会図書館あたりが一番幸せになれるような気もします。ああ、夢のない…。

■渡すキーワード
あなたにとって、最高の美とは?

■渡してくれた人へのメッセージ
今回もおそろしくマニアックな答えですが、所詮私は趣味に生きてる人間ですので(^^ゞ

■次にバトンを渡す3人
あまりにもマニアックなイメージなので、敢えて指名は避けさせていただきます。適当に転がしておきますので、インスピレーションの働いた方がありましたら、拾っていってくださいませ<(_ _)>

tarai16.png主催者たらいまわし方式でお送りする本のTB企画第17回は、イーライがやって来たのマーヤーさん主催で「子どもと本」です。
今回のお題についてはいろいろ解釈があるようですが、思いっきり出遅れてエントリーする身としまして、単純かつ明快に「子どものとき、大好きだった本」を挙げてみたいと思います。基本的に、本は面白ければ何でもOKなので、いまだに児童書も読んでます。最近のヒットは、はやみねかおるさんの「怪盗クイーン」シリーズかな。探偵より怪盗の方が好きなのは昔からです。だから私はルパン派(笑)


そういうわけで、小学生の時に熱中したのは、もちろん江戸川乱歩の少年探偵シリーズです。当時の全集は絶版になってて、現在入手できるのはポプラ社版のようです。

4591058212怪人二十面相
江戸川 乱歩
ポプラ社
少年探偵シリーズ全26巻
単行本で揃えた直後に文庫本が出て凹みました

今でこそ小学生向けのミステリーはたくさんありますが、昔は少女が主人公なんてほとんどありませんでした。その数少ない中で気に入ってたのが、弁護士を父に持つ正義感の強いナンシー・ドルーが主人公の「少女ナンシーの冒険」(少女名作シリーズ、キャロリン・キーン著)です。本家のナンシー・シリーズは全40巻からなる大作ですが、邦訳されたのはその中でも人気の高いエピソードのひとつだけ。最近になって、フォア文庫から「少女探偵ナンシー 全6巻」が出ました。フォア文庫では当初その全集を出す予定だったらしいけど、売れ行きが思わしくなかったのか、6巻から先が出ず、いつのまにか全6巻になってたという罠。元の作品の知名度が低いので仕方ないとは思いますが、それにしても悔しい。時代設定が古いとはいえ、ナンシーが対峙するのは財産争いの名門一族から大がかりな窃盗団や新興宗教団体まで幅広く、スケールがでかいんです。少年探偵の大物は怪人二十面相くらいであとは小物ばかりなんですもん。


真面目な路線で好きだったのが、松谷みよ子さんの作品です。「龍の子太郎」がきっかけで読み出したと記憶してます。なかでも好きなのがご自分の子供をモデルにしたといわれるモモちゃんシリーズです。ただ、追い続けるにはちょっとしんどいテーマが入ってきたので、最後まで読破したのは社会人になってからです。人生観がある程度できてからでないと読み込むには無理があるなあ、と。もちろん、最初の頃は単純に面白く読んでたんですよ。中途半端に成長した子供には向かなかったということです。純粋な子供の頃を外したら、大人になってから腰を据えて読みたい本です。

4062512017モモちゃんとアカネちゃんのお話〈全1冊〉
松谷 みよ子
講談社 1994-10

***CCC***のしぃさんが、「三ツ矢ライン」なるものをアップされております。元を辿れば、from shun. 「猫の”三ツ矢”ラインが好き。」でみゅうみゅちゃんの三ツ矢ラインがはじまりのようです。みゅうみゅちゃんといえば、玉尾仲間のトモを参加させねばなりますまい。

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ちょっと、トモくん、寝てる場合じゃないっす。起きてくださいよ。

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「あんだよ?」

一応、口元の三ツ矢がわかるとは思いますが、いまひとつはっきりしませんね。もうちょっと、接近してみましょうか?

すると、カメラを嫌ってか、トモは逃走を図りました。もこもこした体つきに似合わず、素早いこと、素早いこと。おねーさんは置いてけぼりかい…。

ようやく見つけたトモは、食器棚の上から高みの見物。
ナイスな角度でシャッターチャンス到来です。

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「どんなもんだい」
えっへんと反り返ってるところを撮ってみました。
これなら「三ツ矢」がはっきりわかるでしょ。

ちょっと黄ばんでる(汗)?
しかも、もこもこすぎて

首がわからないじゃん!!

うーん、ダイエットした方がいいかもね。

tarai16.png主催者たらいまわし方式でお送りする本のTB企画第16回は、妖精と黒薔薇の書架のつばきさん主催で「美味しそうな食べ物が出てくる本は?」です。
もうじき秋。食欲の秋。これから食べ物が美味しい季節になるので、本で一足早くグルメ巡りといきましょうか。でも、お料理系の本は漫画ではよく読むけど、本ではあまり知らないかも。だから、今回は他の方のエントリーが非常に楽しみです。

最近読んだ中では、椹野道流の「にゃんこ亭のレシピ」がこの系列でした。文庫本なのに二色刷カラーで、題材にちなんだ料理のレシピまで載ってます。イケメン男性の料理人とこぎつねさまのコギとが織りなす優しいファンタジー。
40625575094062557967にゃんこ亭のレシピ
にゃんこ亭のレシピ (2)
椹野 道流
あと料理で思い浮かべるといえば、「銀河パトロール隊」と「ドリトル先生航海記」かな。肉嫌いの私に、肉を食べてみたいと思わしめた作品です。
4488603165銀河パトロール隊
レンズマン・シリーズ〈1〉
E.E. スミス E.E. “Doc”Smith
小隅 黎
4001150026ドリトル先生航海記
ドリトル先生シリーズ
ヒュー・ロフティング
井伏鱒二
「銀河パトロール隊」では、怪我をして病院に強制入院させられた主人公キニスンが、病人食の「あっさりした落とし卵」を嫌がって、「ぶ厚いビフテキと炒り卵」を看護師クリスに要求して喧嘩になるところ。おもいっきり駄々っ子なキニスンがビフテキへの熱い想いを語るところには爆笑しました。キニスンは「第二段階レンズマン」でも疲労回復に「レアで雑巾みたいにぶ厚いビフテキ」を食べてますので、よっぽどこだわりがあるんでしょうね。

「ドリトル先生航海記」では、トビー少年がドリトル先生の家でごちそうになった「ベーコン」が印象に残ってます。当時、私はベーコンが何であるか知らなかったので、無性に食べたくて食べたくて。で、肉屋でベーコンが脂の塊と知ったときのショックは忘れられません。

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