- 2006年9月 5日 21:38
- 枕元に一冊
待ちかねた新章スタートです。舞台は前巻までの茶州から一転、王都へ帰ってきました。前が彩八家のうちの茶家なら、今回は同僚の実家「碧家」が大きく絡んでくる展開です。まだ確定じゃないけど、今回の事件の絡み具合からしてたぶんそうではないかという私の予測。王都で起きた事件はカタがついたけど、秀麗はイイトコを全部監査機関に根こそぎもっていかれてしまい、詰まるところただ働きみたいなものです。まあ、その頑張ってる過程を王をはじめ双花菖蒲に宰相たち上層部が知ってますから最悪の事態にならないよう手は打ってくれると思います。というか、打たなきゃ、秀麗が官吏を退官させられてしまうので話にならない。もっともどれほど苦境に立たされようが、彩雲国の歴史が「文に李紅あり」と刻んでいる以上ひっくり返ることはないと思いますが…。
茶州であれだけ暗躍して王都でももったいぶって登場した縹家は今回全く登場しませんでした。王都に帰るし珠翠のこともあるので絶対縹家がメインに出てくると思ってたんですよね。とはいえ、表面上解決した事件もトカゲのしっぽ切りの状態にすぎませんから、最後まで読んでみないとわかりません。個人的願望がだいぶ含まれてますが、早く燕青に出てきて欲しいよお。たぶん彼の代わりと思われる蘇芳ではやっぱり役不足…黒静蘭のためとはいえ、残念な新キャラです。
ラストは秀麗の「えええええ…!」という雄叫びで終わってますが、さて、彼女に何が起こったのか。辞令を見ての反応なので次の任官が決まったのでしょうけど。さすがに任官は許されたものの俸禄はゼロってことないよね?秀麗には官位最下位よりそっちの方が絶対に堪えるだろうから。気になる運命は、今月末に発売される「緑風は刃のごとく」までお預けです。
![]() | 彩雲国物語 紅梅は夜に香る 雪乃 紗衣 角川書店 2006-08-31 任地の茶州から王都へ帰ってきた、彩雲国初の女性官吏・秀麗。しかし久々の故郷に喜ぶ間もなく、彼女はある出来事の責任をとるため、高位から一転、冗官として再出発することに! しかも、一時登城禁止を言い渡された秀麗は、街で自分にできることを探し始める。周りの皆に見守られつつ、ガンバル秀麗だけど、突然ヘンテコな貴族のお坊ちゃまに求婚されて!?またもや嵐が!? |
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