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うちの息子達をよろしく(シマとテンの場合)

それは猫嫌いの叔母一家からの電話で始まりました。
「猫を拾ったんだけど、どうしたらいい?」
「は?」
犬は飼っていても猫については何もわからないということで、取るものもとりあえず、母が我が家で食べさせているカリカリとトイレを持ってGO!帰ってきたとき、母の腕の中には二匹の子猫が(爆笑)いえね、電話があったときからこうなるだろうと予測は付いていたんです。

叔母の家にその猫の一家が姿を見せたのは数日前のことでした。一番小さい子猫を口にくわえ、後ろに3匹の子猫を引き連れた雌猫が庭に入り込んできたんだそうです。いかに猫嫌いの叔母でも、さすがにその一家を追い払うには忍びず、黙って軒下を提供していたとのこと。それが雨の日、玄関を開けたら母猫と2匹が飛び込んできたとか。一瞬、しまった!と思ったそうですが、母猫が怪我をしていたこともあり、結局家の中に入れてしまい、我が家へヘルプコ-ル。すったもんだの末、子猫2匹はうちへ引き取ることになりました。母猫は、まだ外で行方不明になっている2匹の子猫のこともあり、叔母の家で飼うことに。

「クロは子猫なら面倒を見てくれるから」
苦笑いしている場合じゃないってば…。実際、クロは文句を言わず、子猫を受け入れてくれています。やってきた子猫のうち、小さい黒猫はすぐにクロについて回りはじめました。シマ猫の方は、人間の膝に抱かれてる方がいいみたいです。

さて、お決まりの命名式。単純なのが一番とシマ猫は外見から、シマと命名しました。黒猫の方は、ちょうど流れていたCMと十番目に来た猫だからと「スイートテンダイヤモンド」を短縮して、テンと命名。ただねー、シマは人間の言葉がよくわかり甘えることを知ってるのですが、テンはとにかく臆病で父以外には懐こうとしません。
…スイートテンじゃなくて、おつむテンテンのテンかい…。
懐かない猫より、懐く猫の方をどうしても贔屓してしまいます。だから、父以外の間ではシマの方が評判はいい。

その年の冬にたろが亡くなったこともあり、二匹は父の部屋をメインとすることになりました。二匹の子猫の存在は、たろを亡くしてショックを受けていた父には何よりの慰めになったようです。

一方、叔母の家に残された母猫は、その後行方不明になっていた子猫二匹と無事再会でき、ともに叔母の家で飼われることになりました。もっとも子猫のうち1匹は、既にもらい手が決まっているとのこと。どちらにしてもよかったと胸をなで下ろしました。

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