第1弾は後半ものすごい駆け足で不評だったのでしょうか。今回はCD二枚組で、ほぼ忠実に再現されてます。キャストもほぼ満足。燕青の第一声を聞いたとき、ちょっと私のイメージと違いましたが、役柄としては合ってると思います。役柄を自分に引き寄せるタイプの方なのでしょうね。
お気に入りのシーンは、秀麗と燕青のふたりでおにぎり。本でも燕青の優しさと説得力が際立ってましたが、音声で聞いて、とても感情移入しやすかったです。次点が黄尚書と紅尚書のやり取り。さすが速水さんと井上さんで、威厳あるノリノリな会話風景でした。面白さで言えば、その直前の黄尚書と絳攸の会話なんですけど、CDドラマとしての面白さを優先すると、やっぱりキャラよね。
期待のミニ小説「夏とおにぎりと黄金の誓い」は、タイトルからわかるように燕青の話です。彼が官吏になりたかった自分を思い出し、秀麗と出会って再び官吏を目指す決意をする様が書かれています。出来としては微妙。燕青の家族との思い出が唐突に入りすぎるというか。でも、本書で書かれていない燕青の心情を酌み取るにはいい話です。ミニ小説というより、燕青の設定資料物語という感じ。本編でこの後、静蘭より燕青の方が優遇されてるのは、きっと燕青のこういう隠し設定が生きてるのね。
<作品データ>
【タイトル】ドラマCD 彩雲国物語 第二巻 黄金の約束
【発売元】マリン・エンターティメント
【初回特典】書き下ろしミニ小説「夏とおにぎりと黄金の誓い」

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