- 2005年10月19日 16:41
- TB企画
主催者たらいまわし方式でお送りする本のTB企画第17回は、イーライがやって来たのマーヤーさん主催で「子どもと本」です。
今回のお題についてはいろいろ解釈があるようですが、思いっきり出遅れてエントリーする身としまして、単純かつ明快に「子どものとき、大好きだった本」を挙げてみたいと思います。基本的に、本は面白ければ何でもOKなので、いまだに児童書も読んでます。最近のヒットは、はやみねかおるさんの「怪盗クイーン」シリーズかな。探偵より怪盗の方が好きなのは昔からです。だから私はルパン派(笑)
そういうわけで、小学生の時に熱中したのは、もちろん江戸川乱歩の少年探偵シリーズです。当時の全集は絶版になってて、現在入手できるのはポプラ社版のようです。
![]() | 怪人二十面相 江戸川 乱歩 ポプラ社 少年探偵シリーズ全26巻 単行本で揃えた直後に文庫本が出て凹みました |
今でこそ小学生向けのミステリーはたくさんありますが、昔は少女が主人公なんてほとんどありませんでした。その数少ない中で気に入ってたのが、弁護士を父に持つ正義感の強いナンシー・ドルーが主人公の「少女ナンシーの冒険」(少女名作シリーズ、キャロリン・キーン著)です。本家のナンシー・シリーズは全40巻からなる大作ですが、邦訳されたのはその中でも人気の高いエピソードのひとつだけ。最近になって、フォア文庫から「少女探偵ナンシー 全6巻」が出ました。フォア文庫では当初その全集を出す予定だったらしいけど、売れ行きが思わしくなかったのか、6巻から先が出ず、いつのまにか全6巻になってたという罠。元の作品の知名度が低いので仕方ないとは思いますが、それにしても悔しい。時代設定が古いとはいえ、ナンシーが対峙するのは財産争いの名門一族から大がかりな窃盗団や新興宗教団体まで幅広く、スケールがでかいんです。少年探偵の大物は怪人二十面相くらいであとは小物ばかりなんですもん。
真面目な路線で好きだったのが、松谷みよ子さんの作品です。「龍の子太郎」がきっかけで読み出したと記憶してます。なかでも好きなのがご自分の子供をモデルにしたといわれるモモちゃんシリーズです。ただ、追い続けるにはちょっとしんどいテーマが入ってきたので、最後まで読破したのは社会人になってからです。人生観がある程度できてからでないと読み込むには無理があるなあ、と。もちろん、最初の頃は単純に面白く読んでたんですよ。中途半端に成長した子供には向かなかったということです。純粋な子供の頃を外したら、大人になってから腰を据えて読みたい本です。
![]() | モモちゃんとアカネちゃんのお話〈全1冊〉 松谷 みよ子 講談社 1994-10 |
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