主人公の詩襟ことシェリーには、ちょっとだけ普通の人と違うところがあります。
中学3年生のある日、頭に突然角が生えてきたのでした。
ツノツノと呼ばれる彼女たちは、それゆえに肩身の狭い思いをしています。
しかし、それがなんだっていうんだー!
過保護なお兄ちゃんにはじまって、アイドル、俳優、軒並みシェリーちゃんの魅力の虜です。
ホント、いい子なんですよ。守ってあげたい、でもそれだけでない女の子。
生活環境のおかげで彼女の回りは芸能人がいっぱい。
なかでもスーパースターの会田皇矢はシェリーにベタ惚れ。
シェリーも皇矢を想ってるんだけど、自分がツノツノだから恋はしないと決めている。
両思いなんだけど、片思いで空回りしているシェリーの勘違い。皇矢の涙ぐましいフォロー。
ふたりが晴れて両思いになるまで、芸能界を巻き込んで物語が進んでいくのです。
一番好きな台詞は、ウィスラー監督のこの一言。
ツノツノはけっしてあなたのペナルティではありません。
ツノツノはあなたの素晴らしいパーソナリティなのです。
欠点を個性にしちゃうこのおおらかさ。
「いとしのシェリー」は元気が伝わってくる物語なのです。
■作品データ
【タイトル】いとしのシェリー
【作者】東宮千子
【出版】冬水社 いち・ラキコミックス 全16巻
【物語】一村詩襟ことシェリーには、人には言えない秘密がある。それは、頭にツノがあるという事。頭蓋骨隆起症候群と呼ばれ、全国に一万人しかいないツノを持った人々を、世間では「ツノツノ」と呼んでいた。大切な親友にさえ自分のツノのことを言えないシェリーは、バレることをおそれてみんなと別の高校に進学する事になる。そんな折、人気俳優・荻伏シンヤの双子の弟・会田皇矢が、シェリーの兄が管理するマンションに入居することになって!? (第1巻より)

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